東大探検隊

―第32回―
東大生協で頭脳パンを買う

しばらく駒場の話題が続きましたので、今回は久々に本郷に戻りたいと思います。本郷キャンパスは、赤門や安田講堂など見どころが多い場所です。せっかく訪ねたのだから、何かお土産でもと思う方もおられるのではないかと思います。そのようなとき、ぜひ足を運んでいただきたいのが、安田講堂脇にある東大生協です(写真1)。

東大生協では、ペットボトルの飲み物や、おにぎりや弁当、菓子などが売られており、東大生にとってはコンビニのような空間です。数年前に、安田講堂を挟んでちょうど真逆の位置に本物のコンビニ(青いロゴでおなじみのところ)ができてしまいましたので、生協の売り上げは大丈夫だろうかと余計な心配をしてしまうのですが、ちらりと見た限りでは生協のほうも昔そのままに賑わっているようでした。

実は、生協はコンビニにはない大きな強みを持っています。東大グッズを多数販売しているのです。東大シャープペンや、東大ノートを手に入れようと生協を訪れる高校生の団体の姿をしばしば見かけますし、帰省の際に東大饅頭や東大ワインをお土産に買う東大生もいるようです。買わずに眺めるだけでも話のタネになりますので、キャンパス散歩のときはぜひ生協まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

さて、店内に所狭しと並んでいる東大グッズを横目に、今回私が買ったのは「頭脳パン」です。大学一年生のときに駒場キャンパスの生協で見かけて「なんだこれは?」と思ったものの、買うことも口にすることもなく十数年もの歳月が流れてしまいました。頭脳パンは、東大生協に限らず各地の大学生協で販売されている商品だそうですが、パッケージには「ビタミンB1を強化した小麦粉「頭脳粉」を使用!」、「ずのうパンを毎日良く食べてよく勉強して優秀な成績を上げて下さい」と書かれています。なんだかちょっと不安な気もしますが、見た目はふつうのコッペパン。ここで会ったが百年目と覚悟を決めて口に入れてみると・・・割とおいしかったです!

ちなみに、「東京大学」と書かれたシャープペンも、頭脳パンもいらないという方には、赤門の近くにある東京大学コミュニケーションセンターをおすすめします(写真2)。こちらでは、生協のものよりずっとオシャレにつくられた東大グッズが売られています。













写真1






写真2


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