東大探検隊

―第14回― 塀を乗り越える学生たち

丸ノ内線の本郷三丁目駅を出て、本郷通りを北に向かってしばらく歩くと赤門に行き当たります。その間の距離は400メートルほど。普段はたいしたことはないのですが、急いでいるときや暑い時期にはちょっと面倒な距離です。しかも、2007年に懐徳門(写真1)ができるまでは、塀に切れ目がなかったがために、駅と赤門の中間に位置する東大総合研究博物館に行くためには、一度赤門を回ってまた戻る、という遠回りをしなくてはなりませんでした。この門のおかげで、博物館周辺へのアクセスは一気に改善されました。

ちなみに現在博物館では10月末までの会期で、「火星ーウソカラデタマコト」という展示が行われています。入場無料です。駅から近くなった総合研究博物館。もしご関心があればぜひお立ち寄りください。

・・・と、ここまでは表向きの話。実は門ができる以前も、博物館周辺に行くのにわざわざ赤門を回るという殊勝な学生ばかりでもありませんでした。もちろん、他にもルートはあり、本郷三丁目の交差点から湯島方面に少し行ったところにある春日門から構内に入るという方法もあるのですが、裏ワザ的というか、考えようによっては一番ストレートなやり方として、<塀を乗り越える>という手を使う学生も多かったのです。博物館のあたりの塀はそれほど高くはなく(写真2)、しかも石が平積みになっている部分に足を掛ければ、簡単に柵をまたぐことができます。学生が塀を乗り越える様子は、今となってはもうなかなか見られないと思いますが、懐徳門ができるまでは日常的な光景でした。




写真1
写真1






写真2
写真2

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